クイック(4318)の株主優待:QUOカードとガラス工芸品、増配が魅力

クイックのQUOカード

株式会社クイック(4318)の株主優待を紹介します。6月末頃に、保有株式数に応じてQUOカードおよびガラス工芸品がいただけます。

目次

優待内容

クイックのQUOカード

権利月
3月
必要単元数
100株~
上場市場
東証一部
QUOカード
100株以上:500円相当
500株以上:1,000円相当
1,000株以上:2,000円相当
オリジナルガラス工芸品
5,000株以上で上記のQUOカードに加え、浅倉千代治監修のオリジナルガラス工芸品が送られます

事業内容

リクルーティング事業、人材サービス事業、情報出版事業、ネット関連事業(ポータルサイト運営等)を運営しています。

事業見通し

15年3月期において、5期連続の増収増益。

幅広い業種・職種で採用需要が旺盛で、リクルーティング事業・人材サービス事業・ネット関連事業の売上高が順調に推移しています。特に、労働者派遣法の改正に向け、派遣労働者を確保しようとする派遣会社の出稿が増加(リクルーティング事業)、建設・土木分野の人材紹介ニーズの高まり(人材サービス事業)、『日本の人事部』の広告収入(ネット関連事業)が、売上高・営業利益を押し上げています。

今後は、国内既存事業の強化、海外における人事労務サービス支援の強化、人材育成の強化を図ることとしています。

投資指標について

株価:1,121円、PER:18.23倍、PBR:5.31倍、配当利回り:2.23%、配当利回り:QUOカード500円分だと0.44%(平成27年7月23日終値)。総合利回りは3%を割っていますが、直近4期増配が続いており、16年3月期も増配の予定です。

財務指標について

自己資本比率は58%程。売上高、純利益ともに右肩上がり。投資した分だけしっかり稼いでいます。ROEは毎年増加傾向で15年3月期で27.9%。株主資本は着々と増加しているので、問題なさそうです。

感想

総合利回りは現在3%を下回っていますが、毎年増配が続いていますので、長期保有株の一つとして握り締めていきたい一社です。QUOカードのデザインは、まさに『人』に重きを置いたもので、会社の思いが伝わってくるようです。独自カラーの強い金券は見ていて楽しめるので、観賞用として使わず仕舞いになりがちです。

オリンピックに向けての建設ラッシュに伴い、建設業界の人材需要は高まっているようで、今後数年はクイックに良い影響を与えるでしょう。ただ、その後がちょっと不安です。海外事業展開に苦戦しているようですが、良い展望が開けることを期待しています。

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