「Apple製品は欲しいけど、安く手に入れる方法はないのかな?」
確かに、店頭やネット通販のほとんどは値引きされておらず、あっても僅かなポイント付与のみのところがほとんどです。
ですが、お気を落とさずに。ちゃんとお買い得価格で手に入れる方法があります。その一つがアップル公式の整備済製品です。
今回、2台同時にipad air2の正規品(セルラーモデル)と整備済製品(Wifiモデル)を買ったので、口コミだけでは伝わらない、実体験を踏まえてご案内します。
アップルの整備済製品とは何か?
アップルの整備済製品とは何でしょうか。これは、初期不良などで返品された製品をアップルの厳しい基準で再生した製品のことです。
問題箇所をクリア&テストした後、外装やバッテリーは交換され、徹底的にクリーニングした上でパッケージ化されていますので、ほぼ新品と同等の製品です。
つまるところ、新品とほとんど同じものがお得な価格で購入できる製品です。
文章だけでは伝わりづらいかもしれません。実際に正規品と整備済品を同時購入したので、比較しながら実体験を交えてお伝えします。
整備済製品はどんなものがあるの?
PCのMac、タブレットのipad、携帯オーディオプレイヤーのipodなどが現在販売されています。iphoneは今のところは扱われていません。
整備済製品のメリット
正規品に比べお買い得
先程、お伝えしたとおり整備済品の最大のメリットは「お買い得」であることです。上の画像はMac book proの15インチバージョンです。
販売価格 | 正規品との価格差 | |
正規品 | 228,800円 | – |
整備済製品 | 211,000円 | 17,800円 |
同じスペック構成で比較してみたところ、正規品と整備済み製品の差額は「17,800円」、割引率は8%OFFほどです。それなりに安くなってますね。
次は、Mac book airを見ていきます。
MacBook Air(2015年3月発売)を比較してみました。上の画像の価格を表にすると次の通り。
販売価格 | 正規品との価格差 | |
正規品 | 118,800円 | – |
整備済製品 | 92,000円 | 26,800円 |
同スペックの正規品と比べ、整備済品は26,800円も安く、割引率は約22%となっていました。こちらの割引はmac book proに比べ大きく、大変お得に入手できます。
2018年1月18日追記:整備済み品は正規品より4GB少ない商品でした。ですので、価格差は縮まり、割引率は低くなります。ご指摘ありがとうございました。
様々なスペック品が手に入る
アップルの整備済製品は、Macなら一品だけ、ipadも一品だけ、というわけではありません。
タイミングに依りますが、様々なスペック構成の製品が並びます。時には、普段使いには勿体無い高スペック品が販売されることがあります。
それもそのはず、カスタマイズ製品も初期不良が発生することがありますので、返品された物が再生品として取り扱われるのです。
本当に新品同様だった
公式ページには新品と変わらないと書いてありましたが、手にとってみないと分からないものです。なので、ipad air2を正規品・整備済製品の2台同時に購入しました。
配送は同じ
到着時、どっちがどうなのか分かりません。全く同じです。
製品に差は全く感じられない
梱包材から取り出し、化粧箱の上蓋をあけたところです。正規品と整備済製品のどちらも保護フィルムがかけられ、同じ扱いがなされています。
違いは見受けられませんでした、全くです。
今度はipad air2を箱から出して、ひっくり返してみました。
今回はSIMフリー(セルラーモデル)の正規品と、WIFIだけの整備済製品を買ったので、正規品の上部に白いカバーが被せられています。これはセルラーモデルの特徴で、通信モジュールがあるためにこのような装いになっています。
それを除けば、見てお分かりの通り、裏面のデザインも全く一緒です。
使い勝手や液晶の品質も変わりません。これには驚きで、非常にお得な買い物だったと感じています。
保証も一緒
正規品と同じ保証が、整備済製品にも適用されます。追加保証であるAppleCareサービスの購入も出来ます。
同梱物もほぼ同じ
ipad air2の同梱品はどちらも同じでした。付属していたものは、以下の3つ。
- ライトニングケーブル
- 充電器
- 説明書(めっちゃ薄い、内容が無いよぅ)
他の製品も大体正規品と同じものが付属しますが、物によっては違う場合があります。
各販売ページに説明書きが有るので、購入時に確認してみましょう。
整備済製品のデメリット
化粧箱が違う
化粧箱に顕著な差異があります。ご覧の通り、正規品はipadの薄さを象徴したパッケージに対し、整備済製品は製品ロゴと再生品を表す印字のみ。
整備済製品の化粧箱の表面に、アップルの整備済製品を表す”Apple Certified Refurbished”の印字が化粧箱上蓋の下部に表示されています。
私なら全然気にしませんが、プレゼント用途で贈るときに、受け取る人によっては気にするかも。
上が正規品で、下が整備済製品。整備済製品には何も印字されていません。これだけを見れば、真っ白で寂しい感じです。
自分が使う分として購入するのがいいのかもしれませんね。
ギフト梱包などが出来ない
整備済製品はギフト用の梱包や、希望の文字を本体に印字する刻印サービスが受けられません。
この点もプレゼント用途に向かないポイントです。
在庫が一定でなく、欲しいものが必ずあるとは限らない
整備済製品は人気が高く、追加されても直ぐに品切れになることが多いです。
特に、ipad air2やipad pro 7.9インチは人気商品で、中々タイミングが合わないと購入できないところが最大のデメリットです。
さらに言えば、ipadシリーズのSIMフリーモデル(セルラーモデル)の取り扱いは、現在のところ無いようです。
今回、私もセルラーモデルの購入は正規品を買いました。
整備済製品のまとめ
以上の内容をまとめると、こんな感じです。
- 正規品に比べ安くてお買い得
- 品質はほぼ同様
- プレゼント用ではなく自分用がベスト
- 急な入用には向かない
- Wifiモデルで構わない人向け(ipadに関して)
アップル製品を少しでも安く手に入れたい場合の有効な一手です。欲しい製品がタイミング良くラインナップされたら、後はポチる勇気のみが求められます。頑張って!!
他の記事にて、apple製品に使えるオススメのライトニングケーブルをお伝えしています。そちらも是非お読みください。
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは。整備済品を検討している際に拝見させていただき参考になりました。ありがとうございます!
1点だけ、Macbook Airの価格差が22%と書かれている部分ですが、新品のものはメモリが8Gで整備済品は4Gと記載されていたのでその分の差も入っているかもしれません。
ご確認いただければ嬉しいです。
こんにちは。お越しいただきありがとうございます。
ご指摘の箇所を確認いたしました。確かに整備済品はメモリの搭載容量が少ないですね。
追記する形で対応いたしました。
どうもありがとうございます。